こんにちは。
ここのところAI技術がめざましい発展をとげています。
UbuntuでもChatGPTが使えるアプリケーションがリリースされていたので試してみました。
私はこれまでBing AIは試したことはありますが、ChatGPTはなかったのでよい機会でした。
ChatGPT自体が2022年11月30日に試作版が発表されているので、早いですね。
アプリケーションの名前はChatGPT Desktopといい、Snap Storeから提供されています。
ちなみにPCはLinuxだけではなく、WindowsとMacOS、モバイルはiOSとAndroidにも対応。(マルチプラットフォーム対応)
ChatGPTのインストール方法

ストアからインストールできるし、コマンドからも可能です。
(.debパッケージからは提供されていない)
sudo snap install chatgpt-desktop
私はApp Centerからインストールしてみました。
インストールが完了したら起動します。
注意として、インストールする際にトロイの木馬が仕込まれていた事例が確認されたとあるので利用する際は気をつけましょう。
以下の記事に掲載されていました。

ChatGPTを利用する際は登録が必要。
私はChatGPTのアカウントは持っていませんが、Googleのアカウントでログインできました。
基本無料で利用できますが、ChatGPT Plus(GPT-4利用可)に加入する場合では月額20$かかります。
Ubuntu20.04でもインストールが出来たので、今も利用しているユーザの方は試してみると良いでしょう。
ChatGPTで何ができる?
ChatGPT Desktopの出来る事として、以下のとおり挙げられます。
①音声入力ができること。
②画像作成ができること。(例:ペットの画像を作成をしてくれますか?)
(私:「コミック調のパンダ1頭の画像を。背景は草むら。両腕を上げて笑っているような表情で。」)
作成された画像は以下のとおり。
ただし、無料での利用だと一日に画像生成できる枚数に制限があります。
③計画を提案すること。(例:一周間の献立を作成してください→家にある食材、好きな食事の種類、時間の都合を入力すると計画を作成してくれる)
④ライティング支援ができること。
⑤テキストを要約すること。(例:賃貸借契約の要約してくれますか?→必要な情報の入力のほか、画像やファイルをアップロードすると、より詳しい要点を抽出してくれる)
⑥ブレーンストーミングができること。(さまざまなテーマに基づいてアイデアを出してもらえる)
⑦コードを作成すること。
⑧びっくりさせること。(例:あなた自身の物語でびっくりさせてください→選択すると自動的に物語を作成してくれる)
⑨画像を分析すること。
⑩アドバイス。(例:難しい話し合いについて手伝ってほしい→文脈、話す相手、主なテーマ、期待する結果などを入力すると最適な提案をしてくれる)
⑪データを分析する。
他のAIツールとの比較
ChatGPT以外にBing AI、Geminiがあります。
無料版と有料版、日本の利用者(2024年時点)、利用できる言語・地域、画像生成
ChatGPT:あり、352万人、50以上の言語、世界各国で広く利用できるが、中国・ロシア・北朝鮮は不可、できる(無料版は1日に2枚まで)
Copilot(旧Bing AI):あり、171万人、世界各国で広く利用できるが中国・ロシア・北朝鮮は不可、英語、スペイン語、日本語、フランス語、ドイツ語、ポルトガル語、イタリア語、中国語(簡体字)、MicrosoftのAzure地域、できる(無料版は生成数が制限)
Gemini:あり、104万人、40を超える言語、230を超える国と地域、できる(人物の場合は英語でプロンプトを入力)
懸念される問題
AIツールは確かに便利ではありますが、いくつか懸念される問題もあります。
自分で考えることをしなくなる。著作権の問題。サイバー犯罪に利用されるおそれ。
まとめ
一週間の献立を考えてもらえるのは良いのではないでしょうか?
毎日の献立を考えるのにひと苦労している方も多いでしょうから、良い提案があれば助かるような気がします。
このサイトのプロフィール画像もChatGPTで作成してみました。
以前は無料画像素材でプロフィール画像を使っていました。
やはり自分のイメージ通りのものにしたいという思いが強かったです。
ChatGPTに画像生成してもらい、満足のいく画像になってよかったです。
コメントをどうぞ