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Ubuntu23.10でApp Centerがインストールできない

Ubuntu アプリセンター

こんにちは。

先日、きたる2024年4月にUbuntu24.04LTSがリリースされるにあたり、前段階としてUbuntu23.10へとアップグレードいたしました。

いままでは22.04LTSにしていたので、本来ならば24.04へ一気にアップグレードするべきだったかもしれません。

ところが調べていると、23.10はあまり大したヴァージョンというわけでもなく、わりと大がかりな変更がなされていたというのです。

なので22.04から24.04へ一気にアップグレードする場合は、やっかいなことになりかねないです。

安全策として一旦23.10に上げといて、24.04がリリースされたら更にアップグレードさせようということにしました。

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まずはUbuntu23.10へアップグレード

これまでUbuntu22.04LTSを使っていて、通常のアップデート時に23.10へアップグレードできるアナウンスがありました。
Ubuntu アップグレード
このとき私はLivePatchを有効にさせていたのですが、23.10にアップグレードしたら無効になってしまいます。

おもな変更点として、以下が挙げられます。

GNOME42から45へ
Ubuntu SoftwareからApp Centerへ切替
インストール方法の変更

App Centerへ切り替え

23.10に変更したことで、いままでUbuntuソフトウェアセンター(16.04LTSよりGnome Software)がApp Centerとなりました。

変更理由は以下のとおり。

①メモリの使用量が多い
②パフォーマンスの低下
③不安定な動作 など

しかし23.10へアップグレード完了後にアプリケーション一覧を見てもApp Centerに切り替わっていなかったのです。

以下の画像のように起動させても、一部のサムネイル画像しか表示されず。

探すをクリックしても読み込み中の状態でストップしてしまいました。
Ubuntu Software
これではらちが明かないので、新しいアプリケーションであるApp Centerへ変更することに。

どうすれば分からなかったのですが、手動でインストールする方法を見つけたのでメモっときます。

snap-store --quit
sudo snap refresh snap-store --channel=latest/stable/ubuntu-23.10

私はうっかり、「sudo snap refresh」とだけ打ち込んでしまったのですが、うまくいきました。

これは起動画面。
Ubuntu アプリセンター
アプリセンターの詳細。
Ubuntu アプリセンター
これでようやくアイコンとアプリ名を切り替えることに成功。

App Centerの特徴について

特徴について以下にまとめました。

起動速度が向上 flatpakは含まれていない
管理画面からアップデートの確認ができる カテゴリの数が増加
インストールされているアプリの表示はsnapが中心 Debianパッケージも取扱している
インストールできるブラウザの中にbraveが加入 欲しいアプリが探しづらいかも

私はApp Centerは23.10でないと使えないと思っていたのですが、以下の記事によると、22.04でも利用できるとのこと。

How to Install 23.10’s New App Center in Ubuntu 22.04 | UbuntuHandbook

22.04ユーザーでApp Centerを使いたい場合はやってみるとよいでしょう。(私は未検証)

Ubuntu Softwareもインストール可能

23.10ではわかりませんが、24.04LTSにアップグレードした後に「Ubuntu Software」をインストールできました。

App Centerからは提供されていないので、端末から操作します。

flatpakを使う場合は、下記のプラグインもインストールします。

sudo apt install gnome-software
sudo apt install gnome-software-plugin-flatpak

Gnome46にアップグレードされたので旧来に比べてスムーズに動作します。

.debパッケージを調べたいときは、こちらのアプリも利用してもよいでしょう。

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