こんにちは。
Ubuntuは数あるLinuxディストリビューションの中でも人気が高いものの一つとして有名です。
画像を見るアプリケーションは数多くありますが、どれが使いやすいのか?と迷う人もいるかと思います。
この記事で紹介するのは実際に使ってみて「これは良いかな」と感じたものを紹介していきます。
Eye of MATE画像ビューア
Ubuntuの中にデフォルトでインストールされているアプリケーションです。(UbuntuソフトウェアやSynapticにあります)
jpgやpng、gifに対応していますがWebPには非対応なので注意が必要です。
ほとんど画像を見るのみのビューアですが、メインで使う以外のビューアとして持っていても良いかもしれません。
シンプルな画像ビューアー | |
jpg | ○ |
png | ○ |
gif | ○ |
webp | × |
gThumb
画像を見るだけでなく、ある程度の画像の加工やサイズ変更、フォーマット変更もできるアプリケーションです。
こちらもUbuntuのデフォルトでインストールされています。(UbuntuソフトウェアやSynapticにあります)
WebP形式でも画像が表示されるので、jpgやpngに変換したいときも出来るのが良いかと思います。
ただ、画像を閲覧していくのはちょっと使いにくいかなという気もします。
個人的には画像を見ていくより変換用として利用しています。
画像ビューアーより画像変換に向いているかも(画像形式の変換も可) | |
jpg | ○ |
png | ○ |
gif | △(静止画として表示) |
webp | ○ |
XnView Multi Plattform
Windowsを利用していたときから使っていたアプリケーションなので、利用歴はもっとも長いです。
似たものにIrfanViewというアプリケーションもありますが、Windowsのみです。
(Wineというアプリケーション上ならUbuntuで可動させることは可能です)
Ubuntuの公式パッケージとしてインストールされていませんが、公式サイトからパッケージをダウンロードして使うことはできます。(Windows/MacOSX/Linuxで利用可能で32bit/64bit選択可能)
Linuxではdebとtgzが用意されていますので、Ubuntuならdebパッケージをダウンロードすればよいです。
WebP形式の画像も表示され、jpgやpngに変換もできます。
機能に専門用語が多いので一定水準の知識があれば、さらに使いこなせそう。 画像ビューアーに適し、メニューが見づらい。(カスタマイズ可) 画像(形式)変換が可能。 |
|
jpg | ○ |
png | ○ |
gif | ○ |
webp | ○ |
動画再生 | ○ |
番外編として
先に紹介したビューアー以外で気になったものを取り上げました。
IrfanView
IrfanViewはWindowsのみ対応している画像ビューアですが、実はUbuntuでも利用できることを知りました。
Wine経由によるアプリケーションとしてSnap Storeにて提供されています。
ただし画面が文字化けしていて、使いづらいのが難点です。
WebPは対応していません。
nomacs
画像ビューアーとしての機能は普通です。
サムネイル表示が他のビューアーに比べユニークなので取り上げました。
サムネイル一覧は正方形で統一パターンと、画像サイズに合わせた混合パターンが選べます。
(下記画像は正方形で統一したパターン)
ただ、設定画面の表示に難があるかなという印象を受けます。(ウィンドウサイズを広げないと全体が見にくい)
WebPに対応しています。
Mirage
ChatGPTで質問したら、紹介してもらったアプリのひとつ。
軽量化に優れたビューアでインストールはSynapticパッケージマネージャーか端末を用います。
sudo apt update sudo apt install mirage
Ubuntu23.10から導入されたApp Centerには登録されていません。
Shotwell
Shotwellは画像ビューアとして使うより、むしろ画像管理ツールで活用するほうがよいかなと思います。
画像の編集も可能です。
まとめ
WindowsにしろMacにしろ、画像を見るためには閲覧アプリケーションが不可欠です。
どうせ使うなら、やっぱり使いやすいものが一番ですが人それぞれで違ってくると思います。
使う人の目的によって見やすさ・使いやすさ・軽量さなど…いくつか試してみて自分に合ったものを探すとよいでしょう。
ここで紹介したのはほんの一部ですが、探してみたらもっと良さそうなものが見つかるかもしれません。
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