こんにちは。
Firefoxの派生ブラウザのひとつであるSeaMonkeyをUbuntu20.04にインストールする方法について紹介します。
SeaMonkeyはUbuntuの公式パッケージとして登録されていません。
なので、インストールするときは公式サイトにアクセスしてパッケージをダウンロードする必要があります。
SeaMonkeyとは
Mozillaから独立した開発者グループSeaMonkey Councilによって開発されたFirefoxの派生ブラウザです。
2006年1月30日に初リリースされて以降、現在に至ります。
2020年11月11日の時点では、2.53.4が最新版です。(2.53.1ではFirefox ESR60.3に相当します)
このSeaMonkeyにはウェブブラウザだけでなく、電子メール(Thunderbirdに相当)・ニュースグループ・IRC各クライアントのほか、HTMLエディタもセットで搭載されています。
SeaMonkeyをインストールする方法
公式サイトへは以下のURLよりアクセス。
アクセスすると、トップページ右側に今使っているプラットフォームと言語が自動的に表示されるので、そのまま「Download Now」ボタンをクリックします。
あるいは、トップページ左側にある「Download and Releases」の項目をクリックして「Download Now」ボタンか、下にある各種言語別のダウンロードリストから選択してもオッケーです。
ちなみにLinuxは32bit版と64bit版が用意されています。
「Download and Releases」ページのトップにダウンロードボタンがあります。
下をたどっていくと日本語版パッケージがあります。
ダウンロードしたらパッケージを解凍します。
中にある「seamonkey」という実行ファイルをクリックしたらSeaMonkeyが起動します。
Linux用に提供されているパッケージが.deb形式がなくて、.tar.bz2形式のみです。
DebianやUbuntuでは.deb形式ですがファイルを実行させることは可能です。
まとめ
ランチャーにお気に入り登録はできません。
日本語版パッケージが用意されているので、ブラウザから日本語化させる必要がないのが嬉しいですね。
SeaMonkeyはFirefoxを模しているとはいえ、現行ヴァージョンに準じているわけではありません。
そのため利用できるアドオンもかなり限られてしまうのが難点です。
個人的な感想として、常時使うブラウザにするより実験的に使ってみるくらいに考えたほうが良さそうだと感じました。
コメントをどうぞ