あけましておめでとうございます、2022年最初の投稿です。
パソコンを使っていると写真や動画などのデータがたまっていきますよね。
ハードディスク内に保存したままだと容量が圧迫されてしまってパフォーマンスの低下を招きかねません。
そこでクラウド上にあるストレージを利用することで悩みを解消することができます。
この記事ではUbuntuを含むLinuxユーザにとって無料でもそこそこ使えるオンラインストレージを紹介していきます。
Linuxで使えるオンラインストレージ
まずはLinuxで利用できるオンラインストレージのおもな種類です。
Microsoft OneDrive
MEGA
Dropbox
pCloud
NextCloud
Google Drive
無料プランで15GB。サービス開始直後は5GBだった。
基本的にはWindows,MacOS,Android,iOSのみ対応だが、Linuxでも使える方法がある。
Ubuntuの場合、Ubuntuソフトウェア内に「Open Drive (Google Drive Client)」というSnapストアのアプリがある。
Googleアカウントがあればログインすることが可能。
Microsoft OneDrive
無料プランで5GB。過去には無料で25GB使えたことがあったり、その後15GBに変更。現在は5GBに。
無料で使える容量変更が多いので、長く使い続けるには難があるかも。
基本的にはWindows,MacOS,Android,iOSのみ対応だが、非公式アプリを使えばLinuxでも利用可能。
MEGA
無料プランで50GB。ただし、30日限定であり経過すると20GBになる。(以前は15GBだったが、2021年ごろから20GBに)
Dropbox
無料プランで2GB。ユーザ紹介などで容量を増やすことができる。(250MB,500MB,)
Ubuntuの場合はUbuntuソフトウェア内のカタログに登録されている。
pCloud
無料プランで10GB。
年間プランは500GB(49.99$)・2TB(99.99$)ある。
買い切りで使い続けることもでき、500GB(175$)・2TB(350$)の2プラン用意されている。
ほかに興味深い点としてセキュリティ強化して暗号化が追加される特典。
それぞれ年間(49.99$)と生涯(125$)の2プラン用意されている。
ファイルサイズや速度の制限なし。
NextCloud
自作で構築するストレージ。専門知識が必要。容量制限については管理者が設定できる。(1GB,5GB,10GB,無制限)
PHPの設定、MySQLの設定が必要。
Android・iOS・ラズベリーパイにも対応。
過去にNextCloudについて書いた記事はこちら
(追加)Degoo
ChatGPTでLinuxで利用できるサービスを質問したところ、回答があったもののひとつです。
スウェーデンで開発されたオンラインストレージサービスで、無料プランで20GB利用可能。
アカウント登録が必要ですが、Googleアカウントを持っている場合は、そこからログインできる便利な面があります。
日本語化も可能。
PC・モバイルともに対応。
以下のURLから登録した人は容量ボーナス5GB追加されます。(招待された人は25GBからスタートできるが、招待した人は250MB追加)
まとめ
オンラインストレージは便利な反面、無料で使える容量が変更される場合があるので注意が必要です。
一見すると容量だけ見ると無料プランではあまり多いように思えないかもしれません。
保存するデータの種類によっては十分でしょう。(文書やメモなど)
有料プランに変更しても最低ランクなら金銭的にそれほど負担にならないかもしれないので、容量の大きいデータならば変更するのもひとつの方法です。
コメントをどうぞ