こんにちは。
Ubuntuでウイルス対策ソフトであるComodo社「Comodo Antivirus」をインストールしました。
いちおう公式ではUbuntu12.04までがサポートされていて、12.04以降のヴァージョンについては特に触れられていません。
ネットで調べてみるとUbuntu12.04以降であってもインストールできて作動するという報告がなされていたので、Ubuntu18.04でもインストールできるか検証してみました。
結論としては無事インストールが完了して利用できています。
ネットの情報では端末を使ってコマンドを入力する方法も出ていましたが、必要なパッケージをダウンロードするだけでも出来ましたので紹介しておきます。
Ubuntu18.04にComodo Antivirusをインストールする手順
まずUbuntu18.04にComodo Antivirusをインストールするのに必要なパッケージです。
②cav-linux_x64.deb(ubuntu18.04は64bit版のみなのでこちら)
Synapticパッケージマネージャで調べてみると、Ubuntu18.04にはデフォルトで同じ名前のパッケージlibsslというものがインストールされていました。
ただしパッケージのヴァージョンが0.9.8でなしに1.1.1だったので、先にcav-linuxパッケージをインストールしようとすると依存関係でエラーが出てしまいます。
こちらからパッケージをダウンロードします。
次にComodo公式サイトからダウンロードします。
こちらのページはLinux用パッケージ専用です。
Linuxの対応ディストリビューションは次のとおり。(32bitと64bitに対応)
②Red Hat Enterprise Linux Server
③Fedora
④SUSE Enterprise Linux Server
⑤OpenSUSE
⑥Debian
⑦SentOS
⑧Mint
各パッケージをインストールする際にはGdebiパッケージインストーラーで実行します。
手順通りに行えばComodo Antivirusが無事インストールされるはずです。
注意として、設定項目の中に言語設定がありますが日本語に設定することができません。
管理画面からアップデートできない!そのための方法は?
定期的にウイルスデータベースをアップデートする必要があります。
ところが管理画面からアップデートしようとしても実行できません。
Antivirus→Update Virus Database
すると以下のような警告文が表示されます。
Failed to update the virus signature database. Please check if the cmdagent service is still running.
画面下にあるアクティビティからSoftware Updateを選択すると端末画面が現れ、/opt/COMODO/cavupdater を実行しようとしています。という文字が表示されます。
パスワードを入力するとComodo Antivirus-updaterという画面が出てくるのでstartをクリックするとアップデートが開始されます。
まとめ
Linuxにセキュリティソフトが必要かどうか言われると、ないよりあった方が良いといわれています。
というのも、Windowsに比べると圧倒的にマイナーなOSなので標的にされにくいからです。
私は念の為にインストールしておこうと思って入れておいたのですが、有名ソフトでLinux対応のものがあればそれでも良いのかもしれません。
コメントをどうぞ